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生活習慣病について。

宇都宮市オリオン通りの歯医者

ゆざわや歯科クリニックです。

 

かつては成人病と言われていた病気が、

生活習慣が深く関与していることが

分かってきた20年ほど前から、

生活習慣病と呼ばれるようになりました。

 

そして、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、

その発症・進行に関与する」と言われています。

 

近年、多くの研究から歯周病が

全身の健康に深く関係していることが

分かってきました。

中でも歯周病とメタボリックシンドローム、

糖尿病、心臓病との関係は注目されています。

 

メタボリックシンドロームとは、

内臓脂肪型肥満に加え、

高血糖、高血圧、脂質異常などの

動脈硬化の危険因子が2つ以上重なった状態を言います。

 

糖尿病との関連では、歯周病菌由来の毒素や酵素が、

インスリンの働きを弱めて血糖値を上昇させ、

糖尿病を悪化させるといわれています。

 

また、歯周病菌が血液中に入り、

体内の慢性炎症を進めることで、

動脈硬化や心筋梗塞発症のリスクを

高めるとも考えられています。

 

以上のように、歯周病がほかの生活病と

深い関係があっても不思議ではありません。

 

そこで、毎日食生活を含めた生活習慣を見直し、

歯周病を予防することで、

全身の生活習慣病を予防しましょう。

日本歯科医師会より