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歯が痛い・しみるときは早めに歯医者さんで治療を受けましょう

冷たい飲み物が急に歯にしみるようになると、なんだかとても嫌な気分がしますね。もしかしたら虫歯かもしれないけれど、治療するとなると歯医者で痛い思いをするかもしれない。そう思う人は少なくないかもしれません。

ですが、歯医者の立場からアドバイスするならば、冷たい物がしみる程度であればほとんど痛みを感じることなく治療を進めることができるので、早めに相談しにきていただきたいと思います。今回は、そのあたりについて詳しく説明していきます。

虫歯は早い段階で治療を始めるほど痛くない治療ができます

歯がしみるようになったら、大半の人はまず虫歯を疑うのではないでしょうか。痛みの中で「虫歯」の痛みは最大とまでいわれるほどですが、虫歯が歯の表面のエナメル質に限られている場合にはそれほど痛みを感じることはありません。食べ物や飲み物(とくに冷たいもの)がややしみて、少し違和感があるといった程度です。

実は、この段階の虫歯であればほとんど痛みを感じることなく治療をすることができます。歯医者の治療が苦手になってしまう理由の一つに歯を削られる音や痛みがあるかと思いますが、当院では初期の虫歯であれば音が出る道具を使わずに、レーザーで虫歯の部分を除去することができます。

レーザー治療ができるのは、初期の虫歯に限定されています。もう少し虫歯が大きくなって、冷たい物が強くしみたり、風があたると強くしみたりするようになると、やはり歯を削って治療することになります。

麻酔を使って痛みを予防したり、できるだけ早い時間で削るように努力していますが、早い段階から歯の違和感に気が付いているのなら、なるべく早くに相談していただければ負担が少なくすみます。

歯がしみても虫歯とは限りません

ただし、歯がしみる原因について考えてみると、虫歯だとは限りません。歯がしみるということで相談にこられた患者さんの歯を見ても、虫歯が見つけらないことも少なくないのです。

歯がしみる原因の一例を挙げてみると、虫歯、歯周病、歯の磨耗や欠け、酸性食品の過剰摂取などが考えられます。さまざまな理由から歯の内部にある象牙質が露出して、そこに刺激が加わると知覚過敏の症状が現れます。

いずれの理由にしても患者さんが自分で判断することは非常に難しいことですから、歯に痛みやしみがある場合は、まずは異常がないか歯医者に診断をしてもらったほうがいいでしょう。ドラッグストアに行けば知覚過敏を抑えると書かれた薬がたくさん売られていますが、こうした市販の薬剤を使ったりするのは知覚過敏の診断が出てからにしてください。歯の欠けや虫歯の発見が遅れてしまう原因になります。

知覚過敏の治療方法

知覚過敏についてはまだわかっていないことも多いのですが、露出した

歯の象牙質に食べ物の刺激や大きな力が加わると、象牙質に含まれる水分が移動して、歯の神経を興奮させてしまうともいわれています。このため、治療法としては露出した象牙質にフタをして感覚を遮断する方法が用いられ、歯科医院ではいろいろな薬剤やレーザーを使って治療を行っています。

また、軽い知覚過敏の場合には、歯をきれいに磨くことで自然に治癒することもあります。ただし、知覚過敏がある人が歯みがきをする際には、磨き方に十分注意をする必要があり、過剰に大きな力で磨いたり、横磨きを繰り返したりするような磨き方は行ってはいけません。

知覚過敏は歯みがきの横磨きの力が強すぎることでも起きます。この場合には、歯の根元がえぐり取られたような形になってしまうのが典型的です。くさび状にエナメル質が削られて象牙質が露出してしまった歯は、早めに穴を埋める必要がありますから、それほどしみていなくても相談して欲しいと思います。

歯が痛いときの歯みがきはつらいものですが、だからといって歯磨きをサボってしまうと、ますます症状を悪化させてしまいます。これは歯垢が歯に付着していくためです。象牙質は歯の表面のエナメル質に比べて脱灰(虫歯菌によって歯がとけること)が進みやすく、知覚過敏が悪化することが考えられます。

知覚過敏の歯を守るために当院では次のようなアドバイスを行っています。

1.歯ブラシは柔らかめの毛のものを使いましょう

2.過度の歯みがきや強い力での歯みがきをしないようにしましょう

3.定期的に歯医者を受診し、検査をしてもらいましょう

上手に歯みがきができていて、さらに定期的に歯医者に検査をしてもらえれば、知覚過敏はもとより他の病気の予防としても非常に効果的です。歯に違和感があるときには、症状が重くならないうちに歯医者を活用していただければと思います。

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