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入れ歯を清潔に保つ重要性。

宇都宮市オリオン通りの歯医者

ゆざわや歯科クリニックです。

 

12月3日の下野新聞に興味のある記事が出ていたので、ご覧になった方も

いらっしゃると思いますが見てみて下さい。

 

入れ歯(義歯)の清掃を毎日しない人は、する人に比べ、過去1年間の肺炎発症の

リスクが1.3倍に高まったと、東北大大学院歯学研究科の相田潤准教授らのグループが

発表しました。

 

肺炎は高齢者の死亡の死因の上位を占め、その大部分は「誤嚥性肺炎」で、加齢でものを

飲み込む嚥下機能が低下すると、食道に入るべき唾液や飲食物が気管に入ってしまう

ことがあります。

その際、一緒に細菌が入り込むと肺炎の発症につながるため、予防のために、口の中を

清潔に保つケアの重要性が指摘されています。

研究によると、要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者のうち入れ歯を使っている

7万1千人余りを対象に、清掃の頻度と過去1年間の肺炎発症の有無を調べたところ、

入れ歯を毎日清掃する人の肺炎発症率は2.3%だったのに対し、毎日はしないという人は

3.0%で、リスクは1.3倍に上昇し75歳以上に限ると、毎日する人の2.9%に対し、

毎日はしない人が4.3%で、リスクは1.58倍とさらに差が開いたそうです。

 

入れ歯を清潔に使うことは、大変大切なことかと思います。