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ドライマウスが気になる方へ。

宇都宮市オリオン通りの歯医者

ゆざわや歯科クリニックです。

 

ドライマウスは全身疾患のサインとも言われています。

初期のうちにドライマウスを予防するなら、軽度の症状なら生活習慣の見直しで

対応できます。

食生活や歯磨剤の見直しで対応できれば、患者さんの負担も小さくてすみますから、

初期の段階で改善を図ることが大切です。

 

高齢になると口が渇きドライマウスが診られます。

①高齢になるほど体の水分量は低下して、水分摂取を嫌う傾向になりがちですから

まずは水分補給を促しましょう。

のどの渇きを感じる前に、小まめに水分を摂るようにしましょう。

②食生活においては、香辛料などの刺激物やアルコール飲料の飲み過ぎに注意をした方が

いいと思います。

 

ハミガキ剤の見直しも必要で日常生活で身近な歯磨剤を例にあげると、市販の多くの

歯磨剤に含まれている発泡剤(ラウリル硫酸ナトリウム)は、口腔粘膜を保護する唾液成分

「ムチン」を破壊し、ドライマウスを助長すると言われています。

また、乾燥した粘膜には、上皮細胞の剥離を促し、アフタ性潰瘍を誘発すると言われています。

 

ドライマウスの患者さんは、特に「発泡剤」に注意する必要があるかもしれません。

 

最近では、フッ素などの有効成分が歯面に効率的に取り込まれることを期待して、歯磨剤を

口腔内に残す方法が良いと言われています。

有効成分の取り込みを期待したのに実際は、発泡剤が口腔内に残留し、為害作用が発揮されれば

元も子もありません。

 

有効成分のチカラを発揮させるためにも、発泡剤無配合のハミガキ剤がいいかもしれません。