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タバコの影響

宇都宮市オリオン通りの歯医者ゆざわや歯科クリニックです。

タバコは口の中にも害を与えます。

①歯肉の低下:白血球の働きが鈍り抵抗力が下がることで血管が収縮し、酸素や栄養が欠乏したり老廃物の除去がうまくいかなくなってきます。

②歯周病の症状が分かりにくい:ニコチン・タール等が酸素を運ぶヘモグロビンの働きを阻害し、血液が低酸素状態になり、硬くごつごつした歯ぐきになって、これが歯槽骨の吸収を早め、歯の喪失につながります。

③治療後の治りが悪い:歯周病の回復に必要な細胞の働きや発生を妨げてしまいビタミンCが破壊され、殺菌、静菌作用が衰えることとなります。

④その他:色素沈着により歯や歯茎の色が黒くなり歯石がつきやすくなります。唾液の分泌量が減少し口の中が乾燥してタバコのにおい成分が原因で口臭が出ます。舌にフィルターをかけられた状態となり味覚が衰えてきます。発癌物質により口腔がんを発症しやすくなります。

以上のように、タバコがもたらす口腔内への影響は大きいので禁煙を心がけたほうが良いかと思います。