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歯周病とは

宇都宮市オリオン通りの歯医者ゆざわや歯科クリニックです。

歯周病の進行と症状についてお話させていただきます。

歯周病は歯肉炎・軽度歯周炎・中等度歯周炎・重度歯周炎と進行していきます。

①歯肉炎は歯肉の溝に入り込んだ歯周病菌によって、歯ぐきだけが炎症を起こしている状態です。歯ぐきの縁が部分的に赤く腫れますが、自覚症状はほとんどありません。

②軽度歯周炎は炎症が進行して、歯肉溝は歯槽骨の一部分が吸収した歯周ポケット(真性ポケット)になります。歯ぐきは赤く腫れ、触るとぷよぷよします。出血しやすい状態が続きます。

③中等度歯周炎は歯槽骨の吸収が進み、歯がぐらつくようになります。歯の根元が露出し始めるので、歯が長くなったように見え、膿の排出や口臭も現れてきます。

④重度の歯周炎は歯を支える歯周組織が破壊され、歯が露出します。歯ぐきからは膿や血が持続的にでます。最終的には歯槽骨が大きく失われ、歯がグラグラして自然に抜け落ちてきます。これは最悪の状態で歯は救いようがありません。

歯周病は虫歯と違って激痛は少ないので知らない間に進行してしまいます。気づかないまま放ってしまうと大変なことになってきますので十分注意しましょう。