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虫歯と噛み合わせとスポーツ

宇都宮市オリオン通りの歯医者ゆざわや歯科クリニックです。

5月26日の読売新聞にスポーツと虫歯、噛み合わせの関係についての記事が出ていました。一部紹介させていただきますと、

歯の状態や噛み合わせが悪いと、体のバランスが崩れ、パフォーマンスに悪影響がでることがあるそうです。

国立スポーツ科学センターの歯科衛生士、豊島由佳子さんらが、16年リオデジャネイロオリンピックの代表候補選手を対象に行った調査では、治療していない虫歯が一人当たり1.85本、治療済は7.61本あった。国の歯科疾患実態調査(16年)の15~29歳の平均と比べるといずれも選手の方が多く、未治療の虫歯は2・5倍に及び、東京医科歯科大准教授の上野俊明さんは、①食事量が多い②練習や遠征で治療の継続が難しいことなどの影響を指摘し、「虫歯治療や噛み合わせの改善、マウスガード装着は、競技の成績にも影響する可能性があり、定期的に歯科検診を受けることが重要だ」と強調しています。

あるスポーツ選手は歯の治療後、競技用のマウスガードもカスタムメイド(特別注文)をつくり、装着すると体の中心線を探しやすくなり、体のバランスが安定し記録が向上したようです。以前は協議のことばかり考え、無理場が出来ても我慢できれば放置していたそうです。

 

以前から虫歯と噛み合わせとスポーツの関係は密接なつながりがあるといわれていましたが、オリンピックを迎えてスポーツ界でもさらに深く考える必要はあるような気がします。