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糸での縫合について。
歯肉を切開して、糸で縫う医療行為は、あまりやりたくないものです。
しかし、どうしてもやらまくてはならない場合も、治療の必要性上でてきます。そのような時は、よく説明をさせていただいて、丁寧に行うように心がけています。
その糸のことですが、衣服を縫うのに使うような糸ではなく、ナイロン製のものが多いです。ナイロンのようなものは、口の中に残っても汚れがつきにくく、衛生的で、傷口を不潔にさせにくいので、治癒効果が高まります。
しかし、縫った糸が長いとナイロンの為硬いので、(つり用の糸を想像して下さい)ほっぺにチクチクとあたって気になるため、結び目が取れないように短くします。
糸結んだり、切ったりするのは手早くしないと長い時間口を開けている患者さんはつらいので、すばやく丁寧にすることが大切です。
ちょっと縫合糸について話してみました。
宇都宮オリオン通りの歯医者 ゆざわや歯科クリニック 院長 鈴木