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「歯ぎしり」、「噛みしめ」について。

「歯ぎしり」「噛みしめ」は決して特異なことではありません。誰でもしている一種のくせと考えて良いと思います。

ですから、特に問題を起こさない限り放置していても構わないのですが、時には次のような問題を起こします。

①歯への障害として、歯の磨耗、歯の破折、歯がしみる、噛むと痛い等

②歯周組織への障害として、歯肉炎や歯周病

③顎関節への障害として、顎関節痛や開口障害

④全身への障害として、顔面痛、頭痛、肩こり

⑤その他の障害として、舌痛症、むちうち症状、倦怠感

これらの症状すべてが、「歯ぎしり」「噛みしめ」からくるわけではありませんが、無用な悪いくせはなくしておく方がよいと思います。このくせは、眠っている時とか何か夢中になっている時とかに起こるので、気づきにくいし治すのも同じ理由で治りにくいものです。治すためにマウスピースを入れる方法もありますが、道具に頼ると何時までもそれを入れていなければならないし、やめればまた戻ってしまいます。

あなたが本気になって治す気になれば、意外と簡単に治っていくものです。

次回以降はその方法をお教えします。