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歯磨き歯ブラシについて。

宇都宮市オリオン通りの歯医者

ゆざわや歯科クリニックです。

 

歯磨き歯ブラシについてお話させて頂きます。

 

歯磨きを1日2回3分間行うと仮定して、80年間歯磨きをすると

121日間歯をこすり続けることになりますので、正しい歯磨きをすることは

重要と思われます。

 

以前は、歯磨剤は少量使えばよい、もしくは使わなくてもよいと言われていましたが、

フッ素入りの歯磨剤が主流となった今は考え方が変わっています。

フッ素入りの歯磨剤の有効性を活かすためには、口腔内のフッ素濃度を

300ppm以上に維持し、フッ化カルシウムを形成させることが必要です。

 

日本口腔衛生学会のフッ化物応用委員会は、うがいができない

2歳までの子どもでは切った爪くらい、3~5歳では約5mm、

6~14歳では1cm、15歳以上では2cm程度の歯磨剤を使うとよいとしています。

 

フッ素濃度の維持には、歯磨剤を付ける前に歯ブラシを水で濡らさないことも

ポイントです。

歯ブラシを洗ってから歯磨剤を付けたいときには、歯ブラシを水で洗った後に

歯ブラシをよく振って水分を切ってから歯磨剤をつけるとよいでしょう。

また歯磨き後のうがいは大さじ1杯ぐらいの水で1回だけにすることも大切です。

 

歯ブラシや歯磨き剤なども、突き詰めますと考え方も細かくなってきています。

(グラクソ・スミスクラインより)