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高齢社会における口腔ケアの重要性。

宇都宮市オリオン通りの歯医者

ゆざわや歯科クリニックです。

 

2018年9月に総務省より発表された人口推計によると、総人口に占める65歳以上の

高齢者の割合は過去最高の28.1%となり、日本は世界に類のない超高齢社会へと突入しました。

 

高齢化の進行に伴い、要介護高齢者が急速に増加する中、歯科医師などによる要介護高齢者への

口腔ケアの必要性があります。

注目されている理由のひとつが、日本の高齢者の死亡原因の1位となっている「肺炎」です。

高齢者がかかる肺炎のほとんどは、嚥下機能障害のために、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れ込んで

生じる「誤嚥性肺炎」で、この誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアが非常に有効であるといわれています。

 

また不慮の事故による死因の1位となっている窒息事故。

これも加齢による摂食・嚥下機能が低下している高齢者が多数を占めており、そのほとんどが食事中の

事故となっています。

人間が生きていくには「食べること」が欠かせません。

 

私たちが健康で長生きするためには、食事をしっかり取れる状態をつくること、つまり定期的かつ

適切な口腔ケアにより摂食・嚥下機能を維持していくことがとても重要なのです。

 

口腔ケアにつきましては歯科医院でも対応いたしますので、歯科医師にご相談ください。