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災害時の口腔ケア用品の備えについて

宇都宮市オリオン通りの歯医者ゆざわや歯科クリニックです。

いつ起こるかわからない災害、口腔ケア用品の備えも必要な時代です。

非常袋へ入れておきたい準備品があります。

 

①がん患者さん

免疫力が低下しているため、手指用の消毒液や抗菌ウェットシートを。

また、避難所生活用に感染予防のためのマスクも必要です。

②糖尿病患者さん

ストレスにより血糖値が高くなると、歯周病などが悪化し出血しやすくなります。

殺菌効果の高い液体歯磨剤や洗口液が役立つようです。

③足腰が不自由な患者さん

トイレ移動が難しいため、紙おむつや尿取りパッドを多めに用意。

おむつは吸収部分を切って巻き、筒の口部分を尿道に当てるようにすると一晩はもつと思います。

④透析患者さん

強い口渇があるが、水が不足してうがいができなくなるため、口腔保湿剤の入ったスプレーを用意しておくとよいでしょう。

⑤自閉症などのお子さん

避難所でも自分専用のスペースが確保できるよう、簡易テントを準備しておき、簡易テントは、ストーマ患者さんの装着時にも便利です。

⑥えんげ機能が低下した患者さん

支給される食事はおにぎりやパンが多いため、水やお湯で作れる粥など喉越しのよいものを用意しておくとよいです。

 

ちょっと大げさな感じも?と思いましたが、ウェルテック社の案内に書かれていました。

しかし、いざというときの災害で、避難先で水が使えなくなることもあるかもしれません。

備えあれば患いなしというところえでしょうか。